DETAIL
五月人形のお届けは３月２０日以降になります。
【商品サイズ（約）】
間口55cm×奥行40cm×高さ54cm
【商品仕様】
兜：本小札、紺糸縅
屏風：会津塗龍虎柄屏風
飾台：会津塗飾台
【兜サイズ】
1/4
【セールスポイント】
シルバー色の長鍬形・紺糸縅が凛々しい兜に、会津塗龍虎屏風をセットした勇壮さある飾り物です。
長く伸びた形状の鍬形が特徴的です。その昔、戦国武将にとって兜は頭を守る防具としてのみならず、自らの威厳を示すためにも欠かせないものでした。存在感を表すために、より長く伸びた鍬形が用いられました。
武将の頭部を守る兜は、やがて災厄などから子どもの身を守るという意味に転じ、健やかな成長を願って端午の節句に贈られるようになりました。
兜の背面に広がる紺色の糸の部分の編み方を『縅』（おどし）と呼びます。縅の部分は『小札』（こざね）と呼ばれる小さなチップを組み合わせて糸を通し、作り上げられています。兜によっては成型した部品を使うものもありますが、こちらの商品の『本小札』は、戦いの時代の兜と同じ作り方で制作された本格的な兜です。
背景の屏風にはさりげなく龍と虎の絵柄をあしらっています。虎は勇ましさの象徴であり端午の節句のお祝いにふさわしい意匠です。魔除けの意味を込めて虎の飾り物が飾られることもあります。龍は中国の伝説上の動物で、「滝を昇ることができた鯉は龍になる」という故事が伝えられています。昇り調子の人生を送ってほしいという親から子への願いに通じます。
【作家名】
辰広
幼い頃より歴史に興味を持ち、特に刀剣・甲冑の魅力に強く惹かれ、職人の道を志す。
時代背景を踏まえた本物志向にこだわり、緻密な手仕事に裏付けされた重厚かつ華麗な作風は、甲冑会の担い手として業界で高く評価されている。
＊2016年 節句人形工芸士認定
（節句人形工芸士とは、一般社団法人日本人形協会によって、特に優れた製作技能を持つ職人に与えられる称号です。）
*商品撮影はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のご覧になる環境（パソコンやスマ-トフォンのモニタ-設定、お部屋の照明等）により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。
