DETAIL
五月人形のお届けは3月20日以降になります。
【商品サイズ(約)】
間口60cm×奥行40cm×高さ48cm
【兜サイズ】
1/4
【作家名】
辰広
幼い頃より歴史に興味を持ち、特に刀剣・甲冑の魅力に強く惹かれ、職人の道を志す。
時代背景を踏まえた本物志向にこだわり、緻密な手仕事に裏付けされた重厚かつ華麗な作風は、甲冑会の担い手として業界で高く評価されている。
*2016年 節句人形工芸士認定
(節句人形工芸士とは、一般社団法人日本人形協会によって、特に優れた製作技能を持つ職人に与えられる称号です。)
【商品仕様】
兜: 本小札、赤糸縅
屏風:三曲金箔屛風
飾台:黒塗飾台
【商品説明】
合鉢に本小札を使用し鍬形台には難をついばむ雀を模った金具を使用した縁起のいい兜です。縅糸には正絹を使用してます。R付金屏風に竹雀の兜をセットしたシンプルな飾りです。
武将の頭部を守る兜は、やがて災厄などから子どもの身を守るという意味に転じ、健やかな成長を願って端午の節句に贈られるようになりました。
兜の背面に広がる糸の部分の編み方を『縅』(おどし)と呼びます。
糸を通し、隙間なく埋め合わせていく作業は制作で最も手間のかかっている部分であり、丹精込めて仕上げられます。
鎧や兜によって様々な色が使用されており、見比べるのも楽しみの一つです。
縅の糸に使われている緋色は古来から鎧に使われる伝統的な色です。
赤は古来より魔除けの力があると信じられてきた色でもあります。
縅の部分は『小札』(こざね)と呼ばれる小さなチップを組み合わせて糸を通し、作り上げられています。
兜によっては成型した部品を使うものもありますが、『本小札』の記載があるこちらの商品は、戦いの時代の兜と同じ作り方で制作された本格的な兜であることを示しています。
吹き返し部分に使用されている甲州印伝は、国の伝統工芸品の指定品目となっています。
鹿革に漆で模様をつけた革工芸品で、甲州印伝は山梨県の甲州地方で生産されており、ブランドとしての価値が広く知られています。
軽く丈夫であることから、現在も鞄や財布などに使用されています。
*商品撮影はできる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お客様のご覧になる環境(パソコンやスマ-トフォンのモニタ-設定、お部屋の照明等)により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。